ひとつで3品 忙しい人の味方「ポトフ」
「ポトフ」というのは、フランス語で「火にかけた鍋」を意味します。牛肉や鶏肉、ソーセージなどと、大きく切ったニンジン、玉ネギ、ジャガイモなどの野菜を長時間じっくりと煮込んだ、フランスの代表的な家庭料理です。スープ、肉、野菜を別々にいただくフランスコース料理の原点です。ひとつの鍋で3品できてしまう優れものです。
★手作りポイント
・材料はすべて大きめに切るのがポイント。素材のおいしさを逃がしません。
・大きめのソーセージに竹串で穴をあけ、スープのおいしさをしみこませます。
・アクを丁寧に取り除くことですっきりと透き通ったスープになります。
・スープは、塩とコショウで味を調え、肉と野菜はそれぞれ別のお皿に盛って、マスタードを添えていただきます。
◆材料(4人分)
・フランクフルトソーセージ・・・4本
・ベーコン(塊)・・・200g
・キャベツ・・・1/2個
・じゃがいも・・・2個
・ニンジン・・・1/2個
・小玉ネギ・・・8個
・にんにく・・・1片
・ローリエ・・・1枚
・スープストック(固形スープの素を分量の水で溶いてもOK)…カップ6
・塩、コショウ・・・少々
・マスタード
◆つくり方
*下ごしらえ
・フランクフルトは竹串で表面にまんべんなく穴をあけます。
・ベーコンは8等分(一口大)に切ります。
・キャベツは4等分のくし形に。
・ジャガイモ・・・皮をむいて半分に切り、水にさらします。
・ニンジン・・・大きめの乱切り。
・小玉ネギ、ニンニク・・・皮をむきます。
1.鍋にソーセージ、ベーコン、キャベツ、ニンジン、小玉ネギ、ニンニク、ローリエを入れ、スープストックを注いで強火にかけます。
2.グツグツと煮立ってきたら、コトコト程度に火を弱めます。アクを丁寧に取りながら約30分煮込みます。
3.塩、コショウで味を調え、ジャガイモを加え、柔らかくなるまで煮込みます。
4.ソーセージ、ベーコン、野菜類を取り出し、スープはこして塩、コショウで味を調えます。それぞれを別に盛り付け、マスタードを添えて召し上がれ!
★モデル献立
●ガーリックトースト
●季節のフルーツサラダ
ふんわりとろとろのオムレツをご自宅で作れたらお子さんも大喜びです。強火で一気に仕上げるのがコツです。形がいびつでも心配しない! 布巾で整えればokです。おしゃれなソースも手作りしちゃいましょう。
★手作りポイント
・卵は、古くなるとこしがなくなります。新鮮なものを選び、焼く直前に割ります。菜ばしで卵白を切るようにほぐしましょう。牛乳を入れることでふんわりなめらかに仕上がります。
・フライパンは大きすぎると卵液が広がって火が通りすぎてしまいます。逆に小さすぎると火の通りが悪く固くなりがちです。卵2個のオムレツなら直径18センチがお勧めです。
・卵液は一気にざっと流し込み、強火で短時間に仕上げるのがコツ! 慣れないうちは途中でフライパンを火から外しましょう。
◆材料(4人分)
・卵・・・8個
・牛乳・・・大さじ4
・塩・・・少々
・こしょう・・・少々
・バター・・・小さじ4
・パセリ・・・少々
◆つくり方・・・ひとり分ずつ(卵2個分)焼いていきます。
1.卵は焼く直前に割り、菜ばしで卵白を切るようにざっとほぐし、軽く塩、コショウし、牛乳大さじ1(ひとり分)を加えます。
2.フライパンを熱してバターをいれ、白い煙がでてくるまで強火で加熱します。
3.2に1の卵液をざっと一気に入れます。
4.フライパンを揺すりながら、箸でぐるぐるかき混ぜます。
5.卵が半熟に固まりかけたら、周辺の卵を中央に寄せるようにしてまとめ始めます。
6.フライパンの手前から向こう側へまとめていきます。このときフライパンは火から外しましょう。
7.フライパンを向こう側へ傾けながら、卵を滑らせ、一気に向こう側へまとめます。このとき時間は約10秒! 手早く形を整えましょう。
8.向こう側の端を内側に折り返し、形を整えます。
9.フライパンの柄もとをトントンとリズムカルに叩いて、卵を返していきます。フライパンを手前に斜めに起こすようにします。
10.卵を一回転させて、盛り付ける側を下にします。
11.フライパンの柄を左手に、お皿を右手にもち、皿で受けるようにしてオムレツをあけます。
12.布巾で包むようにして形を木の葉形に整えて出来上がり!
*手作りソース
市販のブラウンソースにワインをちょっぴり加えて少し煮詰めます。バターを少し落とせばおしゃれな手作りソースのできあがり!
★モデル献立
●生野菜とトマトのグリーンサラダ